logo 今日のストップ高

株価終値
ストップ高 1,114 円 前日比 +15.56%
株価高値
ストップ高 1,114 円 前日比 +15.56%
時価総額
59.5 億円
出来高
6,600 株
前日比 -48.03%
回転率 0.12%
売買代金
0.07 億円 回転率 0.12%

材料説明

マーケットエンタープライズ(銘柄コード: 3135)は、2024年12月23日にストップ高となりました。これは、同社が12月19日に発表した株主優待制度の拡充が投資家から好感されたためです。従来は6月末に100株以上保有する株主に対し500円分のクオカードを贈呈していましたが、2025年6月末以降は500株以上の株主に対し、6月末と12月末の年2回、各25,000円分のデジタルギフトを贈呈する方針に変更されました。この発表時点の株価を基に計算すると、優待利回りは約12.3%となり、投資家にとって魅力的な内容となっています。

さらに、同社の業績も好調です。2025年6月期第1四半期の売上高は前年同期比33.7%増の54.92億円、営業利益は69百万円の黒字(前年同期は154百万円の赤字)となり、過去最高の売上高を記録しました。また、11月の月次売上高も前年同月比33.4%増と、成長が加速しています。これらの業績改善が、株主優待拡充の裏付けとなり、投資家の信頼を高めたと考えられます。

マーケットエンタープライズの概要

マーケットエンタープライズ(銘柄コード: 3135)は、2006年に設立された企業で、リユース事業を中心に多角的なビジネスを展開しています。同社は、主に「インターネットを活用した最適な購入・販売の仕組み」を提供することを掲げ、中古品の買取・販売プラットフォームの運営を行っています。これには、家電、カメラ、農機具など幅広い商品が含まれ、Webサイトやコールセンターを通じてユーザーに便利なサービスを提供しています。また、「おいくら」などの比較サービスを通じて、ユーザーが複数の買取業者の中から最適な選択ができる仕組みも構築しています。

近年、同社は環境配慮型のビジネスとして注目されています。リユース事業を通じた循環型社会の実現に貢献し、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として評価されています。また、2023年以降は、農業機械や建設機械など高単価商品分野への展開や、オンラインマーケットプレイスの強化に力を入れています。この戦略的な多角化により、成長を続ける国内外のリユース市場で競争力を高めています。

同社の強みは、IT技術を活用した効率的な運営体制と、ユーザー体験を重視したサービス設計にあります。リユース事業の需要拡大や、持続可能性への社会的関心の高まりを背景に、マーケットエンタープライズは着実に業績を伸ばしており、今後の成長にも期待が寄せられています。

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