ストップ高: シード (7743)
2024年12月24日(火) 16:00
- 株価始値
- 569 円
- 株価終値
- ストップ高 635 円 前日比 +18.69%
- 株価高値
- ストップ高 635 円 前日比 +18.69%
- 時価総額
- 192.2 億円
- 出来高
- 10,109,900 株前日比 +714.59%回転率 33.4%
- 売買代金
- 60.76 億円 回転率 31.61%
材料説明
シード(銘柄コード:7743)は、2024年12月24日にストップ高となりました。 その主な要因は、同社と東京農工大学の高木教授が共同開発したマイクロディスプレー技術に関する報道です。 このマイクロディスプレーは、目の角膜部分に直接装着し、スマートフォンなどから送信されたデータを受信して映像を表示するものです。 文字や映像の表示に加え、音声を同時通訳して字幕を表示したり、地図情報を実際の景色に重ね合わせるなどの用途が想定されています。 現在、生産技術の開発が進められている段階です。
この新技術の発表により、シードの株価は急騰し、ストップ高となりました。 投資家からの注目が集まる中、同社の今後の技術開発や商業化の進展が期待されています。 マイクロディスプレー技術の実用化により、視覚補助や情報表示の新たな可能性が広がると考えられます。
シードの概要
株式会社シード(銘柄コード:7743)は、コンタクトレンズの製造および販売を主力とする企業で、日本国内外で事業を展開しています。 1日使い捨てタイプや遠近両用レンズ、乱視用レンズなど、高機能製品の開発に注力しており、ユーザーの多様なニーズに応える商品を提供しています。 また、自社工場を活用した一貫生産体制により、高品質で安定した供給を実現しています。
最近、シードが注目されているのは、東京農工大学と共同で進めている次世代技術の研究開発です。 このプロジェクトでは、目に装着するコンタクトレンズ型のマイクロディスプレイの実用化を目指しており、スマートデバイスと連携することで、文字や映像を角膜上に表示する技術が開発されています。 この技術は、リアルタイムの地図情報表示や同時通訳の字幕提供など、多彩な応用が期待されています。
こうした革新技術を活用することで、シードは従来のコンタクトレンズ市場に留まらず、ウェアラブルデバイス分野への展開も視野に入れています。 既存事業の強化と新たな事業領域の開拓を両立させる同社の戦略は、さらなる成長の可能性を広げており、業界内外から注目を集めています。