ストップ高: Eストアー (4304)
2024年12月27日(金) 16:00
- 株価始値
- ストップ高 1,504 円
- 株価終値
- ストップ高 1,504 円 前日比 +24.92%
- 株価高値
- ストップ高 1,504 円 前日比 +24.92%
- 時価総額
- 92.2 億円
- 出来高
- 22,400 株前日比 +77.78%回転率 0.37%
- 売買代金
- 0.34 億円 回転率 0.37%
材料説明
2024年12月27日、Eストアー(銘柄コード: 4304)の株価は、投資ファンドの日本成長投資アライアンスが同社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことを受け、ストップ高となりました。TOB価格は1,953円で、前日終値に対して62%のプレミアムが付与されています。Eストアーは、このTOBに応募することを推奨しています。
TOB期間は2025年3月4日から4月1日までと設定されています。子会社化後、BASEがEストアーの中小事業者向けECサイト構築事業を33億円で引き受ける予定です。この発表を受け、投資家の間でTOB価格へのサヤ寄せを狙う動きが活発化し、株価は急騰しました。
Eストアーの概要
Eストアー(銘柄コード: 4304)は、EC(電子商取引)関連サービスを提供する企業で、特に中小企業向けの支援を強みとしています。同社はオンラインショップ運営に必要なプラットフォーム「ショップサーブ」や、ECサイトの構築・運営支援、集客マーケティングサービスなどを提供しています。また、EC事業者の課題解決に向けて、データ分析や物流支援といった幅広いサポート体制を整えています。このような包括的なサービスが、中小規模のEC事業者を中心に支持されており、国内EC市場の拡大を背景に業績を伸ばしています。
近年、注目されているのは、同社のデータ活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)支援の取り組みです。EC運営の効率化や売上拡大を目指す顧客に対し、AIや機械学習を活用したデータ分析サービスを強化しています。また、越境EC市場への対応も進めており、国内外の顧客基盤を拡大しようとする姿勢が見られます。特に、新型コロナウイルスの影響でEC需要が高まったことから、同社のサービスは多くの企業にとって重要なパートナーとなっています。
今後も、国内EC市場の成長やデジタル化の進展に伴い、Eストアーの事業はさらに注目を集める可能性があります。特に中小企業のEC参入支援において、同社の存在感が高まると予想されています。