logo 今日のストップ高

株価始値
ストップ高 2,357 円
株価終値
ストップ高 2,357 円 前日比 +20.44%
株価高値
ストップ高 2,357 円 前日比 +20.44%
時価総額
1,647.4 億円
出来高
14,200 株
前日比 -68.93%
回転率 0.02%
売買代金
0.33 億円 回転率 0.02%

材料説明

2025年1月14日、プレサンスコーポレーション(銘柄コード: 3254)の株価は、オープンハウスグループによる完全子会社化を目的とした公開買い付け(TOB)の発表を受け、ストップ高となりました。オープンハウスグループは現在、プレサンス株の63.42%を保有しており、今回のTOBで残りの株式を取得し、完全子会社化を目指しています。TOB価格は1株あたり2,390円で、前週末終値に対して22.1%のプレミアムが付与されています。TOB期間は1月14日から2月26日までと設定されています。

プレサンスコーポレーションは、このTOBに賛同の意見を表明し、株主に対して応募を推奨しています。TOB成立後、同社株式は上場廃止となる予定であり、これを受けて東京証券取引所は1月10日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定しました。市場では、TOB価格の2,390円に株価がサヤ寄せする動きが見られ、1月14日の取引ではストップ高買い気配となりました。

プレサンスコーポレーションの概要

プレサンスコーポレーション(銘柄コード: 3254)は、主に分譲マンションの開発・販売を手掛ける日本の不動産会社です。1997年に設立され、大阪を拠点に事業を展開。都市型マンションを中心とした商品企画力や、綿密なマーケットリサーチによる立地選定で、主に単身者や投資家をターゲットとした物件を提供しています。また、東京や名古屋を含む全国主要都市にも進出し、地域に合わせた商品展開を行うなど、全国的な存在感を高めています。分譲事業に加え、賃貸マンションやビジネスホテルの運営も行い、多角化した事業を展開しています。

最近注目されている点として、2020年代に入ってからの新規プロジェクトの拡大や、不動産市場のニーズを捉えた事業展開が挙げられます。同社はESG(環境・社会・ガバナンス)への対応も進めており、エネルギー効率の高い建物設計や環境配慮型の設備導入を進行中。また、マンション市場の競争が激化する中でも、継続的な需要を見込んだエリア戦略や、顧客目線を重視したプロジェクト設計が評価されています。加えて、分譲マンションだけでなく、不動産投資商品としての価値を高めることで、投資家層への訴求力を強化しています。

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