ストップ高: ELEMENTS (5246)
2025年1月15日(水) 16:00
- 株価始値
- 524 円
- 株価終値
- ストップ高 555 円 前日比 +16.84%
- 株価高値
- ストップ高 555 円 前日比 +16.84%
- 時価総額
- 136 億円
- 出来高
- 691,100 株前日比 +11.45%回転率 2.82%
- 売買代金
- 3.73 億円 回転率 2.74%
材料説明
2025年1月15日、ELEMENTS(銘柄コード: 5246)の株価はストップ高となりました。これは、同社が2024年11月期に創業以来初の通期黒字を達成したことを発表したためです。具体的には、営業損益が前年の2.97億円の赤字から0.57億円の黒字に転換しました。この好調な業績の背景には、主力事業である個人認証ソリューションの堅調な推移が挙げられます。
さらに、ELEMENTSは生体情報を用いた認証サービスを手掛けるポラリファイ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化することを発表しました。取得価額は15.58億円で、これにより議決権所有割合は95.01%となります。これらの発表が投資家の期待感を高め、株価上昇の要因となりました。
ELEMENTSの概要
株式会社ELEMENTS(銘柄コード: 5246)は、生体認証や画像解析、機械学習技術を活用したオンライン本人確認サービスを提供する企業です。主力製品である「LIQUID eKYC」は、オンライン上での本人確認を可能にし、金融機関や各種サービスのユーザー登録プロセスを円滑に進めるための個人認証ソリューションとして広く利用されています。また、当人認証サービス「LIQUID Auth」も展開しており、これらのソリューションは安全で簡便な個人認証を実現しています。
同社は、これらの個人認証ソリューションを通じて、デジタル社会における本人確認の効率化とセキュリティ向上に寄与しています。特に「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数が増加しており、その信頼性と需要の高さがうかがえます。さらに、業界横断の不正検知サービス「LIQUID Shield」やデジタルIDウォレット「PASS」など、多様な製品ラインナップを展開し、個人認証分野での存在感を強めています。
これらの取り組みにより、ELEMENTSは個人認証ソリューションのリーディングカンパニーとして注目されています。特に、オンライン本人確認や当人認証の分野での技術力とサービス展開が評価されており、今後の成長が期待されています。