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ストップ高: リベルタ (4935)

2024年12月20日(金) 16:00

株価終値
ストップ高 2,300 円 前日比 +21.05%
株価高値
ストップ高 2,300 円 前日比 +21.05%
時価総額
138.5 億円
出来高
1,254,300 株
前日比 +∞%
回転率 20.84%
売買代金
27.1 億円 回転率 19.57%

材料説明

株式会社リベルタ(銘柄コード: 4935)は、2024年12月20日にストップ高となりました。これは、同社の米国連結子会社であるLIBERTA USA INC.が、カナダのユニフォーム製造企業CIMA LTCI LLCと、冷感持続衣料「フリーズテック(FREEZE TECH)」の独占販売代理店契約を12月11日に締結したことが材料視されたためです。

この契約により、リベルタはカナダの公共安全分野(Public Safety)における市場拡大を目指しています。特に、警察や消防などの職員向けに「フリーズテック」を提供することで、業務環境の改善や熱中症対策に寄与することが期待されています。さらに、同社は北米市場全体への進出も視野に入れており、今回の契約がその第一歩となると見られています。

この発表を受け、投資家の間でリベルタの成長性に対する期待が高まり、株価が急騰しました。12月20日には前日比21.05%増の2,300円で取引を終え、ストップ高を記録しました。

リベルタの概要

株式会社リベルタ(銘柄コード: 4935)は、1997年に設立され、東京都渋谷区に本社を構える企業です。主に美容商品、トイレタリー商品、機能衣料商品の企画・販売を手掛けており、製造は外部に委託するファブレス経営を採用しています。代表的なブランドには、オーラルケア製品の「デンティス」やお風呂掃除用品の「カビダッシュ」などがあります。

近年、リベルタは冷感持続衣料の分野で注目を集めています。2024年6月には、住友化学およびユタックスと共同開発した「氷撃α」を発売しました。この製品は、住友化学が開発した固体ポリマー型温度調節材料「コンフォーマ®️」を用いた温調糸と、ユタックスの冷感プリント技術を組み合わせることで、衣服内の温度を快適な範囲に保ち、冷感効果を持続させることが特徴です。

「氷撃α」は、酷暑環境下でも快適性を提供することを目指しており、国内外での販路拡大を計画しています。特に北米市場への進出を視野に入れ、現地法人の設立も進めています。このような取り組みにより、リベルタは冷感持続衣料市場での存在感を強めています。

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